女性には、痩せやすい時期があるのを知っていますか?
 
排卵から月経前までの黄体期には、からだが水分をためようとして、
太りがちになります。
それは、その時期に多く分泌されているプロゲステロンの影響です。
 
そして、月経を過ぎ、エストロゲンが多く分泌される卵胞期になると、
代謝が活発になり、太りにくくなるのです。
 
ということは、50歳を過ぎて、月経がなくなった私たちは、
痩せやすい時期がないということですよね。(涙)
 
そして、メタボリックシンドロームのリスクが増えてきます。
今回は、メタボリックシンドロームのことを書いてみたいと思います。
 

メタボリックシンドロームって何?

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、
内臓脂肪が蓄積し、さらに脂質異常症、高血糖、高血圧などが、
ふたつ以上重なった状態を言います。
 
ふつう、女性は、女性ホルモンの影響で、内臓脂肪より皮下脂肪がたまりやすいのですが、
更年期に入って、女性ホルモンの分泌が少なくなると
内臓脂肪がたまりやすくなってしまいます。
 
内臓脂肪型の肥満は、高血圧、糖尿病などのような生活習慣病を引き起こしたり、
進行させる原因となるともわかってきました。
さらに、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞も発症しやすくなるそうです。

診断基準

健康診断では、おなか周りを測ったり、血液検査などを受けますね。
それによって、メタボかどうかわかります。
 
もし健康診断を受けていないなら、
自分のおなかまわりを測ってみてください。
ウエストのくびれているところを測りたいという気持ちは抑えて、
おへその高さで測ります。
 
女性でしたら、90㎝以上だとメタボリックシンドロームが疑われます。
ちなみに、男性は85㎝以上です。
 
90㎝以上の方、心配しないでください!
内臓脂肪は、たまりやすいですが、
燃焼もしやすいので、運動や食事を気をつければ、減らすことができます。
 
 

食事で改善

女性ホルモンの減少で、内臓脂肪が増えた原因の場合、
女性ホルモンを補えばいいわけですよね。
 
女性ホルモンと似た作用があるのが、イソフラボンです。
イソフラボンは、食事で取ることができます。
大豆製品には、イソフラボンが多く含まれているので
納豆、豆腐、おから、味噌、厚揚げ、豆乳、きなこなどを
食事に取り入れてください。
 
ただし、イソフラボンが含まれている食品をとっているからと
安心して、バクバク食べたら、やっぱり太りますよ!
 
バランスよく、食べ過ぎず、カロリー控えめで、適度の運動が重要です!
 
私も主治医に、
「油ものを控えて、寝る前には食べない、甘いものを控え、適度の運動をしなさい。」
と言われました。
 
まずは、主治医の指令に従って、
内臓脂肪を減らすことを目標にします。
 
メタボな敦子の応援よろしくお願いしますm(__)m

にほんブログ村 ダイエットブログ 目標体重 50kg台(女)へ
にほんブログ村