50歳を過ぎると痩せにくくなってきます。できない目標をたてずに、無理なくダイエットをするのが、50歳からのダイエットです。中性脂肪、コレステロール値、血糖値を改善するレシピを紹介していますので、まずは、食生活を見直してみましょう。

計るだけダイエット

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ダイエットの失敗の原因の一つが、「意志の弱さ」と言われていましたが、
最近の研究で、挫折の理由は、「意志の弱さ」ではなく、
「脳の化学反応」だったことがわかったのです。

その脳のメカニズムにのっとったダイエットが

がってん流の「計るだけダイエット」です。

脳の化学反応とは

私たちの体には、脂肪細胞が分泌するレプチンというホルモンがあります。
レプチンは、「脳内やせ薬」とも呼ばれているんですよ。
そして、脳に働きかけて、
食欲を抑えたり、基礎代謝を上げたりします。

短期間の急激なダイエットをすると、レプチンの量が激減し、
食欲を抑えることができなくなるのです。
これが、リバウンドの原因の一つだと考えられています。

計るだけダイエットは、急激に体重を減らす方法ではないので、
レプチンの量もゆっくりと減るので、リバウンドの心配がないのです。

計るだけダイエットのやり方

①まずは、ガッテン流「計るだけダイエット」の記録用紙を用意します。

これは、NHKのサイトでダウンロードできますよ。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/qa/archive/diet.html

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②グラフに今現在の体重と、2週間後の目標体重を書きます。
ポイントは、リバウンドしにくい数値です。
理想は、1日に50~100gにします。

③体重を1日2回計ります。

朝は起床直後トイレを済ませた後で,夕方は夕食直後ですが、
計るときの条件が同じであれば、問題ないそうです。

私の場合は、起床直後、トイレをすませてからと
寝る前の歯磨きの時に計っています。

同じパジャマを着ているので、よけい好都合です。

④メモ欄があるので、食べ過ぎた時、運動をした時に書きます。

それによって、体重が増えた原因と減った原因がわかりますね。

快感物質とは

油ものや甘いものは、お好きですか?
ダイエット中は、特に食べたくなる気がします。
最近、油ものや甘いものをとると脳の中に快感物質(β-エンドルフィン)が出ることがわかってきました。

この快感物質は、麻薬と同じような強い快感を与えるそうで、
我慢ができなくなり、油ものや甘いものをやめれないそうです。

快感物質の誘惑に勝つには

快感物質に勝つためには、別の快感物質を出せばいいのです。

たとえば、ノンオイルドレッシングには、油の代わりに「うまみ成分」が入っています。
この成分でも快感物質を出すことがわかったのです。

これは、快感物質を出す方法を別なものに置き換える方法です。

「計るだけダイエット」では、「うまみ成分」は、食べ物ではありませんが、
記録用紙のグラフです。

グラフの右下がり(体重が減る)を見ることで、快感を覚えます。
これが、「計るだけダイエット」の置き換える方法です。

食べたいという欲求より、グラフの右下がりになる快感が強くなり、
ダイエットが楽しくなるのです。

なので、できるだけ目盛りが小さい体重計がおすすめです。
たとえば1日100グラム減ったとき、1目盛100グラムの体重計であれば毎日喜べますが、
1目盛500グラムのものでは5日に1回しか喜べません。
小さな変化でも、継続すれば、大きな変化になりますよ。

さらに効果を高めるために

ダイエットが楽しくなってきたら、運動も取り入れるとさらに効果があります。
ウォーキング、ジョギング、筋トレ、ダンベル、スイミングなど、
自分で無理なく、続けられそうなものをやってみませんか?

筋肉をつければ、基礎代謝も上がります。
丈夫なからだと、かっこいいからだをめざしましょう!

私もがんばります!

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