50歳頃から、本当に痩せにくくなってきました。
私は、週に、2回、5㎞~7㎞ぐらい走ったり、
山登りしたりしても、体重は一向に減りません。
むしろ、運動したから、おやつを食べちゃおうなんてすると、
すぐに、体重が増えます。
なぜ、痩せないの?
せめて、太らないでほしいですよね。
痩せにくく、太りやすいのには
女性ホルモンが関係しているんです。
女性ホルモンは、女性にとって、とても大切なもので、
「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類があります。
女性ホルモンは、10歳頃に分泌が始まり、
50歳すぎまで、分泌が続きます。
女性は、ふつう、排卵から月経までの黄体期には、
からだの水分をためようとして、太りやすくなります。
これは、「プロゲステロン」の影響です。
そして、月経が終わり、「エストロゲン」が、多く分泌される卵胞期になると、
代謝が活発になり、同じ量を食べても太らないのです。
つまり、女性ホルモンの分泌が減ると、
それとともに、代謝が落ちて、
脂肪をため込みやすくなってくるんですね。
そして、少しずつ、筋肉の量も減ってくるので、
基礎代謝も落ちて、太りやすくなるのです。
ここで、少し、基礎代謝のことを説明しますね。
基礎代謝とは
体温を一定に保ったり、内臓を動かしたりするような
生命を維持するために消費するエネルギーが
「基礎代謝」です。
女性の場合、12~14歳の頃、基礎代謝は、ピークをむかえ、
50歳を過ぎると、ピーク時の80%ほどになってしまいます。
筋肉は、消費するエネルギーが多いので、
筋肉が減ってくると、基礎代謝も落ちてくるのです。
基礎代謝が落ちているのに、
同じように、バクバク食べていたら
太るのは、当たり前ですね。(苦笑)
さらに、エストロゲンが減ると、
コレステロール値や、中性脂肪が増えます。
そして、代謝も落ちているので、
内臓脂肪が増えることもあります。
しかも、太ると動くのが、面倒になり、
消費カロリーも低下して、ますます太ってしまいます。(涙)
50歳を過ぎると、なぜ痩せにくくなるのか、
わかっていただけましたか?
わかっただけでは痩せないので、
次回は、どうしたら、痩せにくくなったからだにムチ打って
痩せられるか考えてみようと思います。